カテゴリ:ヘルシンキ一人旅( 16 )

ヘルシンキ十一日目。成田。

隣に座ったスウェーデン人の子どもたちは、10時間騒ぎっぱなし。
時差があることまったく考えてないな。これから浜松へ行くって行ってたけど、成田に着陸するときには爆睡してた。昼夜逆転しなければいいけど。

成田に到着。外国から帰ると誰もが感じることだと思うけど、無駄なアナウンスの多さ、ジュースひとつ買っただけでうやうやしくお礼を言う、店員さん。
旅の余韻を少しでも長引かせるために、いつもなら普通の京成で帰るところを、奮発?してスカイライナーに乗る。(成田エクスプレスは高くて躊躇してしまった)
電車の中に、ひとりの外国人。自分の携帯が、どうしてつながらないのだろう!と隣の中国人に質問していた。

日本は、だめなんですよ。携帯がつながらない。だから私は日本専用の携帯を別に持ってます。

そうそう、ヨーロッパは、フィンランドだろうと、パリだろうと、コペンハーゲンだろうと、エストニアだろうと、ひとつの携帯で無条件に無自覚につながるもんね。
この人、東京はじめてみたいだけれど、あの複雑な路線とかに面食らいはしないだろうか。
ヘルシンキのシンプルな交通システムにさえ、慣れるのに1週間かかったのに、大丈夫なのかな。
東京に来る外国人は。

京成スカイライナーからの車窓には、これが東京なの?というのどかな風景。実際は千葉なんだけど、そんなこと知りやせんよね。
空港が、やたら遠くてすいません。

スカイライナーを降りて、JR上野駅の雑踏に放り出されて、私の久しぶりのヨーロッパ旅行は終わりを告げた。
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by gogosuomi | 2007-03-13 00:03 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ十日目。帰国

c0092137_17574815.jpgパリに2泊3日、ヘルシンキに9泊10日。2週間の旅もついに終わり。

はじめてのヘルシンキ、短過ぎず長過ぎず、心残りのないいい旅となりました。
青空は一日だけで、毎日グレイッシュな風景でしたが、憂いがあって一人旅にはよかったな。
Aのアパートから歩いて5分のところに、Scandic Hotel Continentalのフィンエアバス停留所があり、そこから空港へ向かうことに。
この停留所には観光客の姿はまったくない。ここもそうだけど、この旅は、いろいろな意味で横道やショートカットにあふれた私好みの素敵な時間を過ごせました。
Aとハグして、さよならです。バスは9割方満員。でも席には座れました。
深夜に着いたヴァンター空港。帰りは昼間なのでショッピング三昧。といってもこぢんまりした空港なんですね。
Aがバスの時間を調べてくれる時、「コペンハーゲン行きは国内線扱いだから、1時間前に空港につけばいい」と言われ、そうか、EU内はすべて国内線扱いなんだな、ってあらためて認識。この人たち、パスポートすら持つ必要ないんだよな。
そう考えるとパリからヘルシンキへ向かう時、2時間前に空港に着かなくちゃ!ってあんなに急いだのがそもそも意味がなかったのですね…なーんだ。

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by gogosuomi | 2007-03-09 18:00 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ九日目。ArabiaとAalto、海辺の風景

c0092137_3173012.jpgついに、明日は出発です。

日曜日を最終日にするのはどうかな、と心配した(お店が閉まっているので)のですが。
今日は、日曜日でも開いているアラビアファクトリーのファクトリーショップと世界遺産のスオメンリンナ要塞に行くことに。
8番トラムに乗り、途中で6番に乗り換えるのです。
8番トラムと6番トラムは途中から何駅か同じ経路を走っており、その中のどこで乗り換えてもOKなのです。
なんとなく人のいなげな静かな停留所を選んで降り、6番トラムを待っていると…
停留所に、明らかに酔っぱらった親父さんの集団がぼんやりとたむろしています。
こ、これがフィンランド名物(?)のアル中親父ね! Aにアル中を見たければどこそこへ行け、と指示を受けていたのですが、それってこの辺なんだろうか。
親父さんのひとりは、額に大きなかさぶた。転んだんだろうね。息もくさい!! 
超典型的じゃないですか。カウリスマキの映画に出てきそうなおっさん達。ちょっと感銘。
そんなこんなで、6番トラムに乗り込み、終点を目指す。
終点の、その名も「Arabia」に着いた時、トラムの車内は全員、日本人! ヘルシンキ滞在中、季節柄なのか、ほとんど日本人観光客と出くわさなかったので、これには少々びっくりする。(ちなみに中国人と思われる人はたくさんいた)
日曜に、わざわざショッピングしようとするのは日本人だけってことか。

c0092137_3215758.jpg停留所を降りるが、目指すアラビアファクトリーショップの位置がよくわからない。まわりの日本人もうろろきょろきょろ。
思わずそばにいた、ひとり行動の日本人の女の人に声をかける。お互い、ひとり旅だということがわかり、最終日の今日じゃなければヘルシンキで夕食でも一緒できたのに…と残念に思う。
年齢も近そうだし気も合いそうなので、東京で会うことにしてメアドを交換。
ファクトリーショップでは、ファクトリーでしか買うことのできない限定マグカップをお土産にゲット。


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by gogosuomi | 2007-02-21 03:14 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ八日目。野望かなう

ぐるっと回ってヘルシンキ一週間。
そろそろ旅も終盤です。

おかげさまで、昨日は船の中でなんの苦労もなく眠り、朝暗いヘルシンキの街を、バスを乗り継ぎ無事Aのアパートへ帰って参りました。よく眠ったのでスケジュールに支障なくオールオッケー。

さて、それというのはひとつの野望。ちいさな野望。
それはヘルシンキで寿司を食うこと。ヘルシンキはご存じの通り海に囲まれ一応、魚介類に恵まれている。だから、寿司屋が多いしかなりポピュラー(らしい)。
いろいろあるが、とりあえずオールドマーケットという行きやすい場所にある「海苔寿司」に行きました。

c0092137_23233717.jpgいわゆるツーリストプレイスなので、どうかと思いましたが、それがどうした。予想を上回る美味じゃないですか。びっくり! サーモンがね、すごい美味しいの。ホタテもねすごいでかいの。
久しぶりの日本食に写真のセットの他、サーモンとホタテを別注文してしまいました。
このサーモン、ノルウェー産かな。フィンランドの海水は淡水に近いので、フィンランド産の鮭はマスに近く、ノルウェー産の荒波に揉まれたサーモンのほうが美味しいとは、Cさん談。どうりで、ヘルシンキ、潮のにおいがしないわけだ。
お値段は、まあ日本で食べるよりは高いな。ほんで店の中にはたくさんのフィン人。楽しそうに寿司をナイフとフォークで食べてました。
あ! そんなに醤油につけるなよ、っていうのは外国人が寿司を食べるときに決まって言いたくなる文句ですよね。

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by gogosuomi | 2007-02-18 23:24 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ七日目。タリンで多難

本日、ヘルシンキから海を渡ってお隣の国、エストニアのタリンへ参ります。
バルト三国です。

c0092137_1995995.jpg今日はちょうどイギリスのエリザベス女王が初のバルト諸国公式訪問ということでタリン入りをしているはず。街はどんなだろう、どきどき。

相変わらずAの調べてくれたとおりにフェリー乗り場へ向かう。えと、ここでトラム降りて、バスね。だからAの教えてくれる経路はツーリストには上級コースなんです。ときに熟考を要します。バスの運ちゃんは英語が通じません。メモを見せ行き先を説明すると、やっと理解したらしくニコニコ満面の笑みで「ヨー」。Yesの意味です。音楽聞いてます。素敵です。
EU諸国を出るから久しぶりにパスポートコントロールです。
マイナーなフェリー会社(TALLINK、激安だった)なので、乗客見回してもアジア人私オンリー。心細い。
本当はAが同行するはずだったのですが、提出した論文が却下され急きょ、新しく仕上げないとならないということで一人旅。さびしいよぉおお。
船を待っていると政府観光局の人に、アンケートを頼まれる。日本語がちゃんと用意されてる! すごい。
内容は、フィンランドで何をするかとか、いくらくらいお金を使ったか…そんな感じ。
しつこいけど、私、唯一のアジア人。目立ちます。
大きい船に乗り込みます。金髪ばっか。どきどき。
思わず心細くなり、デッキから日本の母へ電話してしまいました。

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by gogosuomi | 2007-02-18 18:40 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ六日目。図書館で目うろこ

c0092137_19144697.jpgアパートは3階。道行く人を窓から眺めます。
今日からは、もう新しい人に会う予定はありません。
オッケーです。今日の行き先は、まずマリメッコのアウトレットショップです。
ドコソコへ行く、というとAが眉間にしわを寄せてPCでもっとも効率的な経路を検索してくれます。
私は自分で、地図を見て経路を割り出す作業がけっこう好きなんですが、その作業はすべてAに奪われてしまいました。所詮ローカルにはかないません。
まず、アパートを出発。Aは最寄りのトラム停留所でトラムに乗って一番近い地下鉄の駅へ行けと教えてくれましたが、駅まで歩いても近いようなので歩く。
アパートの前の大通りをひたすら歩けば地下鉄の駅に出るはずなのだが、目算した距離を歩いてもまだつかない。ちょっと不安になって地図を開いていると、ヴァンから降りてきたおじさんが、「どこへ行きたいの?」と声をかけてくれました。
フィンランド人は親切で、街で地図を広げていると向こうから声をかけてくれる、との前評判通り。しめしめという感じです。結局、あとほんの1分先に進めば駅はあったのでした。着いた駅はKamppiです。

地下鉄の構内へ入ると、行き先の駅名がItakeskus(イタケスクス)となっているのが目に入る。そう、そこはガイドによると北欧最大!?夢のショッピングパラダイスがあるところではありませんか。急きょ行き先を変更です。マリメッコファクトリーの最寄り駅をすっとばしてイタケスクスで下車すると、やや郊外チックな風景。ここではじめてリスを見ました。

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by gogosuomi | 2007-02-10 19:16 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ五日目。快晴

c0092137_022181.jpg閑話休題。旅の後半は、Aの家にお世話になることになっていたので、今日は移動日。
おいしいんだが毎日メニューが変わらないので、少々飽きていたホテルのモーニングブッフェともお別れです。
平日の朝食は、週末と違い、10時まで、人も少ないので席とりに困ることもありません。
周囲は、スーツを着たビジネスマンが多数。無線LANが無料なこともあり、ビジネスユースが多いらしい。ビジネスユースだから、平日は料金設定が高い。その考えも一理ありですね。

まずは、朝。ホテルにいるうちに一度しようと思っていたこと。そう! それはサウナ。
宿泊客なら無料で使えるサウナ、今日が最後のチャンスです。平日の朝なので、ガラ空き。
空きすぎて、寒いです。ていうか誰かが使った気配はありません。
置いてある、熱された石に一生懸命水をかけ、ようやくあたたまってきた。汗もかく。
昨晩、さんざんサウナの作法を教わっていたのですが、誰もいないので作法も何もあったもんじゃありません。
一応、私はサウナを体験した、ということで今回はよしとしよう。

お昼になるとAが私をピックアップしにホテルにやって来ました。当然、重い荷物を持ってくれます。
…なんだが、Aは自転車で来てるよ。

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by gogosuomi | 2007-02-08 23:47 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ四日目。ベジタリアンランチ!

c0092137_1539149.jpgここまで、自分の足で街を歩いていません。4日目なのにあんまり街の地理がわかってない。これに関しては、旅の最後でやっとつかめた感じでした。

今日は、フィン人友Aと夕食です。Aは、コロンビア大学に在学中の友人の留学生仲間です。
待ち合わせする夕方までヒマ(まだ観光してないじゃん!)なので、どうしようかなぁ、と考える。
とにかく、はっきりいって人と会う以外、予定をまったく決めていない今回の旅。インターネットがあるからと、ガイドもろくに持ってこなかったし、下調べもあまりしてません。ちょっと時間を大らかに過ごしすぎたかと、今となっては反省です。毎日、動き出すの午後からだったし。

そうだ! 今日はZucchiniでランチをしよう! と思い立ち、地図で調べて一人歩き。まだトラムの仕組みがよくわからず、どうしても徒歩になってしまいます。Zucchini(正式にはZucchini Vegetarian Cafe)というのは、やや菜食志向の私が、ヘルシンキでベジタリアンレストランに行こう!と下調べをして見つけたお店です。
住所を便りに、Fabianinkatuを目指す。Fabianinkatuは山あり谷あり。ヘルシンキは意外に起伏のある街ですね。

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たどりついたZucchini、ランチ時なのでほぼ満員。8ユーロを払って、本日のランチ、ビートとカリフラワーのトマト煮withクスクス。山盛り。しかも、何これ! めちゃくちゃうまいっす。ヘルシンキが食べ物不毛ってほんとかよ?
そのあとは、まだ当然時間がある。じゃあ、フィンランドの現代美術館キアスマと郵便博物館訪問。おお、観光っぽい。

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by gogosuomi | 2007-02-08 15:40 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ三日目。岩の教会、核シェルター、トナカイ肉

さて、あけて月曜日。お互いのblogでずーっと交流のあったヘルシンキ在住Cさんとついにご対面。ご対面の多い旅です。blogやmixiを通して、ローカルの人と知り合えるなんて本当に旅の質が変わるよな。

c0092137_15235174.jpgホテルを出て、港にあるマーケット広場。時季が微妙なのでちょっとさびしい風景。先週なら確かここでにしん市が開かれていたはず。商売上手のお姉さんにのせられてスウィーツを買ってしまいました。いつ食べよう…

それからCさんと待ち合わせしているストックマンへ。レンタル携帯が大活躍です。
まずはお茶でもしよう、とカンプ・ガレリアのなかのカフェへ。Cさんいわく、ここは食べ物不毛のヘルシンキでも比較的、フードメニューの選択ができるカフェなのだそうです。ここは気に入って後日も行きました。
Cさんとは、ほぼ同い年(ほぼって何だよ)、同じ時期にロンドンにいた、東京育ち、などの共通点があり話も弾む。

私の行きたい場所へということで、まず、テンペリアウキオ教会へ。初めてのトラム乗車です。ワンデイチケットをちょうだい、と言ったのだが、シングルチケットが来た。このチケットだと1時間有効です。
テンペリアウキオ教会は、軽井沢にある石の教会に非常に似ています。コンセプトはほぼ一緒じゃないかな。石の教会がもともと好きだったので、ここは速攻で行きたかった場所なのです。Cさんはきっと何度も来ているのでしょう。椅子に腰かけて私を待っています。

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見学を終えると、この教会の地下に核シェルター(写真右)があって、そこはCさんが契約している駐車場になっているそうで、契約者しか入れない教会の地下空間に潜入させてもらいました。ロシアの侵攻につねに備えるフィンランド。いち早くユーロを導入して、ロシア色を払拭しようとしたフィンランド。
そのロシアに今では、フィンランドのデパート、ストックマンが進出している現在。
フィンランドは、ヨーロッパ側にとっては東の辺境、ロシアにとっては一番ヨーロッパ寄りの地。
いろいろな国の思惑にはさまれるフィンランドの歴史を感じます。

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by gogosuomi | 2007-02-06 20:10 | ヘルシンキ一人旅

ヘルシンキ二日目。森できのこ狩り

朝起きて窓から外を見ると晴れ間が出ている。
この季節のフィンランドは晴れるのはラッキー! 今日は日曜、お店はほとんど閉まっている。けどそんなの関係なし! 本日はTさんとTさんのフィン人ボーイフレンド、O氏ときのこ狩りなのです。ホテルまで迎えに来てもらい、お二人の新車で小1時間、めざすはかもめ食堂で有名になったヌークシオ国立公園。
Tさんはなんとハイキングのための長靴を用意していてくれました。長靴はノキア製。そんなことでもわー!って声を上げてしまう。
到着すると駐車場が満杯。お二人が驚くほどの人出のヌークシオ。
無事車を停め、かごの中にきのこ図鑑とピクニックセットを入れて出発。

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朝の晴れ間はどこへやら。どんより曇りの空の下、地元っこO氏にひたすら着いてきのこを探す。
ここは当初、一人で来ようと思っていたんですが、つくづく一人で来なくてよかった。
さびしいし、いっぱいコースあって激広だし、きっとちょろちょろして終わってたと思う。
そもそもヘルシンキからの移動自体も公共の交通手段じゃ大変そう。車で来るところだよ、こりゃ。

木道を歩いたり、マウンテンバイクとすれ違ったり。日本人はちょっと目立つかな。
途中、O氏の会社の同僚に偶然出くわす。みなさんけっこう本格的なアウトドアスタイルですな。歩き回れどきのこは不作らしく、びっくりするほどない。かろうじて絵になるきのこを写真におさめました。
本当に童話に出てくるようなきのこ。
これは食べられませんよ。

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by gogosuomi | 2007-02-04 19:37 | ヘルシンキ一人旅